【ヴァレンティノ】リック・オウエンス 2019-20年秋冬メンズコレクション – 造形美が生み出す神秘性

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リックオウエンス(Rick Owens)は、2019-20年秋冬メンズコレクションを、2019年1月17日(木)に、フランスパリのパレドトーキョーにて発表した

無機質な空間に際立つ造形美

リックオウエンス 2019-20年秋冬メンズコレクション - 造形美が生み出す神秘性|写真6

コンクリートの壁に囲まれた、退廃的なムードが充満する会場内不意に暗転すると、大きなレーザーライトがゆっくりと動き出し、無機質な光線でランウェイが照らし出されたインスピレーション源は、1970年代のグラムディスコ時代に活躍し、KISSの衣装などを手掛けたニューヨークのデザイナー、Larry LegapsiグラマラスでアイキャッチなLarry Legapsiの世界観を、リック オウエンスのフィルターにかけて表現した

アーティスティックな色彩感覚

リックオウエンス 2019-20年秋冬メンズコレクション - 造形美が生み出す神秘性|写真12

ブラック、ベージュ、レッドに彩られたキルティングベストやコートは、軽くしなやかに身体を包み込む縦長の優雅なシルエットが見せるのは、シンプルな美しさレッドのコートの打ち合わせには、グラデーションのライナーがスナップで固定されている組み合わせたワイドパンツには鮮やかな染めが施されており、色彩の織り成すアーティスティックな雰囲気が感じられるヴァレンティノ メンズ コピー

スカルプチャーのような造形

リックオウエンス 2019-20年秋冬メンズコレクション - 造形美が生み出す神秘性|写真20

目を引くのは、アシンメトリーなフォルムのダウンジャケット袖と身頃がホワイトとブラックで切り替えられており、右肩には身体のラインに反する立体的な装飾が施されているスカルプチャーのような造形と、滲んだような色の移り変わりが芸術的だスウェードをパッチワークしたパンツ、ハードなボリュームのヒールブーツを組み合わせることで、人工的なクラフト感を感じさせるその他、カットソーの首周りのパーツをポケットにあしらったジャケットやなども登場した

パワーショルダー&オーバーシルエット

リックオウエンス 2019-20年秋冬メンズコレクション - 造形美が生み出す神秘性|写真25

パワーショルダーやオーバーシルエットも散見されたポイントコンパクトな襟のチェスターコートは、素材のほのかな光沢感が上品な落ち着きを感じさせるも、突き出すようにオーバーに仕立てられた肩の部分がソリッドな印象を演出するまた、ロング丈のダウンコート、ファーコートにもパワーショルダーが採用された

リックオウエンス 2019-20年秋冬メンズコレクション - 造形美が生み出す神秘性|写真37

レザー素材のバッグをポケットとしてあしらった、ウール地やシアリングのオーバーサイズコートは、構築的なデザインが特徴的相反するようだが、ダイナミックなミニマリズムを見せるまた、コンパクトな丈のシアリングブルゾンは、袖の半分がダウンのキルティング仕様に異なる素材を使っているからこそ生まれる独特の造形は、ミステリアスな余韻を残していく

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